2月のレッスンでご紹介したリヨン風サラダでご紹介したチーズ。
フランス中部のロワール川流域のサント・モール・ド・トゥレーヌ村と、その周辺の指定地域で作られている、山羊乳から作るシェーブルタイプのチーズです。
表皮に炭をまぶした細長い円筒形をしていて、中心に型崩れを防ぐための藁が通されています。
若い状態では酸味がありやわらかなチーズですが、熟成が進むにつれて水分が抜けて硬くなり、ナッツのようなコクが出てきます。
食べるときには藁を抜き取り、食べる分だけ輪切りにします。一番端を残しておき、切り口の蓋にすることで断面の乾燥を防ぐことができます。
香りが苦手な方も多いですが、
・フレッシュなものをいただく
・外皮を取り除いて食べる
などしていただくと、独特の香りや癖が軽減され食べやすくなります。
あとハチミツをかけていただくのも。
ワインはチーズが作られる同じロワール地方の辛口の白ワインやロゼワイン、軽めの赤ワインなどがおすすめです。