色鮮やかな夏野菜が出回ると作りたくなるのが、フレンチ基礎レッスンでもご紹介しているラタトゥイユ。プロヴァンス地方、特にニースのお料理で、玉ねぎ、ズッキーニ、なす、パプリカ、トマトをオリーブオイルで炒めて煮込んだお料理です。
Ratatouilleの語源は、「rata(ラタ)=煮込み、ごった煮」、「touiller(トゥイエ)=かき混ぜる」という2つの言葉。
温かいままでももちろん、きりっと冷やしてもおいしく、夏の常備菜におすすめ。
焼いたお肉やお魚に添えるだけで、バランスのいいメインディッシュに。ご飯にのせてどんぶりにしたり、パスタにしても。
冷やしていただくときには、味を感じにくくなるので塩味を気持ち強めにするのがコツです。
ごろっと大きく野菜を切れば、それだけで一皿になる華やかな仕上がりに。1㎝程度の角切りにするとブルスケッタにしたり、セルクルで形を整えたりするのに便利。切り方を変えると料理の幅も広がります。
ラタトゥイユは8月のフレンチ基礎レッスンでご紹介しています。
レッスンでは、野菜の味を引き出す方法を学びながら、塩とこしょうだけできちんとおいしい、野菜の旨味を味わえるラタトゥイユの作り方が学べます。
☆8月フレンチ基礎レッスン https://akikoaono.com/lessons/french-kiso-8/
今回はニースの郷土料理、ラタトゥイユのお話でした。
日々のお料理のご参考になりましたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!