1.ぶりに薄力粉をまぶし、余分な粉を落とす。
・薄力粉をすることで焼き色が付きやすくなり、表面がコーティングされ旨味を閉じこめることができます。また、たれの絡みもよくなります。
【焼く】
2.フライパンにサラダ油を入れて中火にかける。
3.ぶりを皮目から焼く。
☆フライパンのふちを利用して、フライパンの面に皮がしっかり当たるようにする。
4.皮が焼けたら表になる面を焼く。
5.面を返して裏面を焼く。
6.焼けたら一度バットに取り出す。
・一度取り出すことで火が入りすぎるのを防ぐことができます。
7.火を切り、フライパンの油をペーパーで取り除く。
・この油には魚の臭みが移っているので、一度きれいにします。
8.合わせたAを入れ再び中火にかける。
9.一度たれを沸かして、アルコール分を飛ばす。
10.軽くとろみがついたらぶりを戻し、スプーンでたれをすくってぶりにかける。
11.全体になじんだら火を切り皿に盛る。
・たれとぶりを合わせるときは、味をしみこませるというより表面に味をのせるイメージで。煮詰まりすぎるとしょっぱくなってしまうので注意してください。
【盛り付け】
お好みで長ねぎやししとうを焼いて添えます。
|基本の照り焼きの味付け
今回の照り焼きの味付けはこちらに比率で作っています。
この照り焼きのたれは、魚(ぶり、サーモン、カジキなど)はもちろん、鶏の照り焼き、さらには蒲焼きのたれとしてもお使いいただけます。保存もきくので作り置きされるのもおすすめです。
たくさん作るときには、みりんと酒のアルコール分を『煮切り』という作業であらかじめ飛ばしてから使うようにします。
煮切り
鍋にみりん、酒を入れて中火にかけて沸騰させる。沸いたら弱火にして、アルコールがなくなったら火を切る。ガス火の場合、アルコールに引火して炎が立つことがあるので注意する。西洋料理のフランベと同様。