今回はパスタの茹で時間のお話。
パスタには標準茹で時間が書いてありますが、この時間ぴったりに茹でている方、いませんよね?
よく表示より2分短く茹でてください、とレシピに書いてあったりしますが、この「2分」ってなんの時間でしょう。
|パスタを茹でる、とは
「茹でる」と言えば、当然お湯で茹でることを指しますが、パスタを茹でるときはちょっと違います。
そもそも「茹でる」という言葉が紛らわしいのですが、パスタの標準茹で時間=(調理中に)パスタが水分を吸う時間です。
パスタが水分を吸う時間は、
・茹でている時間
・ソースとパスタを絡める時間
・盛り付け~食べるまでの時間
の3つのタイミング。
強引な言い方ですが、この合計が標準茹で時間になるように調理をすると、ちょうどよい頃合いでパスタを食べることができる、というわけです。
先ほどお話した2分は、ソースとパスタを絡める時間、盛り付け~食べるまでの時間にあたりますが、この時間って作る量、作業スピードによって当然変わるので、必ず2分というわけではないのでご注意を。
このあたりを考えながら、パスタを茹でる時間を調節していくと、ちょうどよい頃合いにパスタを仕上げることができるはず!ぜひ試してみてください。
|ソースとパスタを絡める時間の大切さ
ちなみに、ソースとパスタを絡める時間はとっても大切なパスタの工程です。
このひと手間で、食べたときにパスタとソースの味がなじんでおいしくいただけます。
絡める時間はだいたい30秒~1分ほど。
もちろん、忙しいときは茹でたパスタにソースをかけたっていい。
子供の頃はミートソースがかかったパスタが食卓に出ると嬉しかったですし、それそれでおいしさがあります。
でも今日はきちんと作りたいな、と思ったとき、このお話を思い出してもらえるとうれしいです。
今回はパスタの茹で時間についてのお話でした。
日々のお料理の参考になりましたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!