こんにゃくを使うときに気になる独特の香り。原料のえぐみや、製造工程で使われる凝固剤による、これらの香りを和らげるのに大切な下処理が「あく抜き」です。
様々な方法がありますが、今回は簡単で味のしみこみや食感がよくなる方法をご紹介します。
【あく抜きの方法】
1、こんにゃくを使う大きさにカットします。
※今回は手綱こんにゃくにするため、5㎜厚さにスライスしました。スプーンなどでちぎると断面積が広くなり、味が絡みやすくなります。
2、ボウルにこんにゃくと塩(ひとつまみ)を入れ、水分が出てくるまで手でもみ込みます。
塩をもみ込むことで臭みを含んだこんにゃくの水分が抜けます。
3、水で洗います。
あく抜き済みのこんにゃくの場合も、ここまでしておくと臭みが気にならなくなります。
4、鍋にお湯を沸かしてこんにゃくを入れ、再沸騰したら2分程茹でます。
5、ざるに上げて水気を切ります。
茹でることで臭みを含んだこんにゃくの水分が抜け、味のしみこみがよくなります。
今回は、こんにゃくのあく抜きの方法をご紹介しました。
日々のお料理の参考になりましたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!