1.フライパンに煮汁の材料を入れて中火にかける。
2.煮立ったら銀だらを入れ、蓋はせず弱火~中火で10分煮る。
日本酒のアルコール分が揮発する際に、魚の臭みも一緒に飛んでいくので蓋はせずに煮ます。
こちらのコラムも参考にしてください。
「知ってる?料理をおいしくする日本酒の役割」 https://akikoaono.com/sake-tsukaikata/
5分ほどたったら一度面を返す。
使用するフライパンの大きさによって煮汁の蒸発量は変わります。また少量で作る場合は煮汁が少ないので、オーブンシートなどで作った落し蓋を被せて煮汁の蒸発を抑える、煮詰まりそうであれば水を足すなど、放置せず様子を見ながら調節してください。
こちらのコラムも参考にしてください。
「オーブンシートで作る落とし蓋」 https://akikoaono.com/otoshifuta/
表になる面を上にする。
3.火を切り粗熱が取れるまで置く。
粗熱を取る間、魚が乾かないように蓋、またはオーブンシートで作った落し蓋をする。
粗熱が取れるまで置いておくと味がよくなじみます。
たれはお好みで煮詰める、または薄めるなどしてください。
見た目の色の濃さから魚に濃い味がついているように見えますが、味がついているのは表面だけです。食べるとちょうどよいバランスになりますのでご心配なく。
|銀だらってたらの仲間?
「たら」と名前がつくことから、たらの仲間と思われている方も多いと思いますが、銀だらはカサゴ目ギンダラ科に属する魚で実はたらではありません。
水深300mの深海に生息し、甲殻類や根魚※などを捕食しています。成長すると体調1m、重さ10kgを超える大型魚です。
アラスカやカナダで獲れたものが冷凍で輸入されるため、市場には通年で回っています。
※海中の障害物(根)の周りに好んで生息している魚の総称
【動画】銀だらの煮つけ
動画には銀だらの下処理もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
※BGMがありますので、再生時にはご注意ください。