ストウブのお鍋には様々な形のものがありますが、今回ご紹介するオーバルホットプレートは、直径23㎝の楕円形で、浅型、蓋つきのお鍋。
蓋はドーム状になっています。
蓋裏にはピコはついていません。
深さは大体5㎝ほどです。
小ぶりなので少人数、少量のお料理作りや、鉄板のように調理道具と器を兼ねたり、焼売などの蒸し料理、煮魚や煮込みハンバーグなどの少量の液体で煮るお料理など、「焼く、炒める、蒸す、煮込む」といった幅広い用途で使うことができます。
名古屋名物の鉄板ナポリタンも、ちょうど1人分できるサイズです。
今回は、そんなオーバルホットプレートの使い方の中でも、新宿伊勢丹で開催したSTAUB料理教室でもご紹介した、焼き魚の作り方をご紹介したいと思います。
目次
・STAUB焼き魚の作り方
・STAUBで焼き魚をするメリット・デメリット
|STAUB焼き魚の作り方
1、鍋にオーブンシートを敷いて、表になる面を下にして鮭を置きます。
2、蓋をして極弱火で焼いていきます。鍋の中でジューという音がしてきたら火加減を保ったまま好みの焼き加減にします。
※火加減は蛍の光のようなつくかつかないかくらいの火加減が目安です。
蓋をすることで魚の水分が鍋の中に溜まりふっくらと仕上がります。
3、焼き具合を確認して必要であれば反対面も焼きます。
・1尾の時はオーブンシートを使って返すと簡単です。
・蒸し焼きになっているのでこの時点である程度火が通っています。焼きすぎるとパサついてしまうので反対面を焼くのは最低限にします。
4、皮を焼くときは、お鍋のふちを使って鮭の身を立てます。
5、お皿に盛り付けます。
オーブンシートからそのままお皿に移せば、手も汚れず便利です。
|STAUBで焼き魚をするメリット・デメリット
このやり方にすると
・魚焼きグリルを汚さずにすむ
・ガス台のお手入れが楽
・焦げる心配がほぼない
・鍋のお掃除が楽
・臭いがキッチンに充満しない
・他のお料理も作りながら焼ける
といったさまざまなメリットが。
朝ごはんを作るとき、最初にこの方法で魚を焼き始めて、他のお料理が出来上がるタイミングを見計らって火加減を調節して焼き色を付ければ、ほとんど手間をかけず仕上げることができます。
デメリットとしては、焼いている間に余分な油が落ちないので、脂が多い鮭ハラスなどは魚焼きグリルのほうがおいしく焼きあがると思います。また、皮を全面むらなく焼くことが難しいので、皮もおいしくいただきたい方にはちょっと不向きかもしれません。
定番のココットラウンド、ココットオーバル、ブレイザーソテーパンなどでも同様に作ることできますので、ぜひ試してみてください。
今回はSTAUBオーバルホットプレートで作る焼き魚のご紹介でした。
日々のお料理の参考になりましたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!