レシピ Recipe

ぶりの照り焼き

冬が旬のぶり。脂の乗ったぶりは焼いてもしっとりジューシー。たれはかば焼きにも使える万能たれ。保存もできるので冷蔵庫に常備しておくと便利です。
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材料(2人分)

ぶり  2切れ

A
しょうゆ 大さじ2
みりん  大さじ2
酒    大さじ2
上白糖  大さじ1

薄力粉  大さじ1
塩    ふたつまみ
サラダ油 小さじ1

使用した食材

・しょうゆ:キッコーマンしぼりたて生しょうゆ
・みりん:福来純本みりん
・酒:菊水の純米酒
・上白糖:三井製糖 上白糖
・塩:伯方の塩 焼塩

使用した道具

・フライパン20㎝
・バット

下準備

・ぶりは塩をして10~20分置き、出てきた水分をペーパーで取る。
☆コラム「ぶりの下処理」参照
・Aは混ぜ合わせておく。

作り方

1.ぶりに薄力粉をまぶし、余分な粉を落とす。

レシピページポイント
・薄力粉をすることで焼き色が付きやすくなり、表面がコーティングされ旨味を閉じこめることができます。また、たれの絡みもよくなります。

【焼く】

2.フライパンにサラダ油を入れて中火にかける。

3.ぶりを皮目から焼く。

☆フライパンのふちを利用して、フライパンの面に皮がしっかり当たるようにする。

4.皮が焼けたら表になる面を焼く。

5.面を返して裏面を焼く。

6.焼けたら一度バットに取り出す。

レシピページポイント
・一度取り出すことで火が入りすぎるのを防ぐことができます。

7.火を切り、フライパンの油をペーパーで取り除く。

レシピページポイント
・この油には魚の臭みが移っているので、一度きれいにします。

8.合わせたAを入れ再び中火にかける。

9.一度たれを沸かして、アルコール分を飛ばす。

10.軽くとろみがついたらぶりを戻し、スプーンでたれをすくってぶりにかける。

11.全体になじんだら火を切り皿に盛る。

レシピページポイント
・たれとぶりを合わせるときは、味をしみこませるというより表面に味をのせるイメージで。煮詰まりすぎるとしょっぱくなってしまうので注意してください。

【盛り付け】

お好みで長ねぎやししとうを焼いて添えます。

|基本の照り焼きの味付け

今回の照り焼きの味付けはこちらに比率で作っています。
この照り焼きのたれは、魚(ぶり、サーモン、カジキなど)はもちろん、鶏の照り焼き、さらには蒲焼きのたれとしてもお使いいただけます。保存もきくので作り置きされるのもおすすめです。
たくさん作るときには、みりんと酒のアルコール分を『煮切り』という作業であらかじめ飛ばしてから使うようにします。

レシピページポイント煮切り
鍋にみりん、酒を入れて中火にかけて沸騰させる。沸いたら弱火にして、アルコールがなくなったら火を切る。ガス火の場合、アルコールに引火して炎が立つことがあるので注意する。西洋料理のフランベと同様。

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