
サラダやデザートに欠かせないオレンジ。
そのままでも美味しいけれど、果肉だけをつるんと取り出した『カルチェ』にすると、見た目も味わいもぐっと上品に。
目次
・カルチェって何?
・オレンジのカルチェ(房どり)の方法
・【動画】オレンジのカルチェ(房どり)
|カルチェって何?
『カルチェ(quartier)』はフランス語で「くし形・区画」の意味。
料理では【柑橘類の房(薄皮)から果肉だけをきれいに取り出す切り方法】を指します。
きれいにカルチェにすることで、
・口当たりがなめらかになる
・器に盛りつけたときの見た目が美しい
・ドレッシングやソースとなじみやすい
・皮の苦味や食感を気にせずに食べられる
といったメリットが。
カルチェにした果肉は、
カルパッチョやサラダにトッピングに、
朝食のヨーグルトやホットケーキに、
白ワインやスパークリングに添えても。
特別な日にも、何気ない日にも。
添えるだけでお料理がちょっと華やかに、食欲がわく一皿になります。
ではやり方を見ていきましょう。
写真じゃわからないという方は動画も参考にしてみてくださいね。
|オレンジのカルチェ(房どり)の方法
1.包丁でオレンジのへたを切り落とします。
☆この時果肉の境目がしっかり見えるように切るのがポイントです。




2.刃を自分とは反対側に向けて、果実のカーブに沿わせながら大きく動かし、
皮とワタをそぐようにむきます。
☆果肉とわたの境目を目安に包丁を入れると、むらなく皮をむくことができます。




3.下になっていた側に皮やわたが残りやすいので、面を返して取り残した部分をきれいにします。
☆果肉の境目がはっきり見えるようにしておいてください。


4.果肉の境目に包丁を入れて果肉を取り出します。
☆果肉を取った皮は、オレンジを持つ手で押さえておくととカットしやすいです。




5.皮に残った果肉は果汁を絞ります。


【動画】オレンジのカルチェ(房どり)
初めてでも大丈夫。
何度か練習すれば、手が自然に動くようになります!
ぜひおうちでも取り入れてみてくださいね🍊
今回はオレンジのカルチェ(房どり)のお話でした。
日々のお料理の参考になりましたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!