STAUBでごはんを炊く方からよく伺うのが、「火加減の調節がうまくできない」というお悩み。
そんなときはオーブンで炊くのがおすすめです!
今回は、オーブンを使ったSTAUBごはんの炊き方、オーブンを使うメリットをご紹介します。
目次
・オーブンでごはんを炊くメリットは?
・オーブンでごはんを炊く方法
・最後に
|オーブンでごはんを炊くメリットは?
みなさん、ガス火かIHでごはんを炊くと思いますが、
ガス火は、決まった火加減に調節するのが難しい、
IHは、微妙な火加減の調整が難しい、
そのため、毎回同じように炊くのは結構大変です。
一方オーブンは、一定の温度を維持したまま加熱することができるので、火加減を気にする必要がありません。
また、直火の場合は、鍋の中の温度差で対流が起こり熱が回るので、鍋の形状、炊くお米の量によって加熱ムラができたりしますが、オーブンの場合は上下左右からまんべんなく熱が加わるので、加熱ムラがほとんどありません。
さらに、ガス火やIHは、鍋に直接熱源が当たるので、火加減によっては焦げ付くことがありますが、オーブンは間接的に熱が当たるので焦げ付く心配がありません。時間になれば自動で止まり、音で知らせてくれるので、火を消し忘れの心配もなし。
お鍋をオーブンに入れている間に、他のお料理をすることができるので効率的です。
オーブンを使うメリットをまとめるとこんな感じです。
・火加減の調節の手間がない
・加熱ムラができにくい
・焦げ付く心配がない
・火の切り忘れがない
・効率的に調理ができる
|オーブンでごはんを炊く方法
オーブンでごはんを炊く、と言っても、やり方はとっても簡単。
浸水させたお米と分量の水を鍋に入れ、中火にかけて沸騰させるまでは、直火で炊く場合と一緒です。
しっかり沸騰したら蓋をして、180℃のオーブン(下段)で10分加熱し、時間になったら取り出して10分蒸らします。
注意点
・オーブンを200℃に予熱する。実際の火入れは180℃ですが、扉の開け閉めで庫内の温度が下がるので、予熱温度は高めに設定しておきます。
・オーブンから取り出すときは、鍋、ノブが熱くなっているので、ミトンやふきんを使ってやけどしないよう気を付けてください。
|最後に
オーブンでごはんを炊く、という発想は、フランス料理を習って初めて知った方法でした。
当時は、ごはんは炊飯器で炊くものと思っていたので、かなり驚きましたが、実際やってみるといいことが多く、今では当たり前のように活用しています。
フランスには炊飯器がないので、当然と言えば当然ですが、直火でなくオーブンを使うところが、オーブンが身近な調理器具であるフランスならでは。
そもそもオーブンを持っていないとできない方法ですが、ご家庭で活用しきれていないオーブンの一つの使い方として、機会があったらぜひ試してみてください!
今回はSTAUBごはんをオーブンで炊く方法についてご紹介しました。
日々のお料理の参考になりましたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!