キッチンでバゲットを切るとき、どんなにうまく切ろうとしても、表面の固いところが細かく飛び散ってしまい、あとで散乱した欠片を掃除するのが地味にストレスでした。
掃除したと思っても、思ってもないところに飛び散ってたりするんですよね。
今回は料理のこととはちょっと違いますが、日々のちょっとしたお悩みを解決できるかもしれない、道具の便利な使い方をご紹介したいと思います。
目次
・便利な水切りラック
・バゲットを切るときのメリット
・最近気に入っている万能ナイフ
|便利な水切りラック
別のコラムでもご紹介しましたが、限られたスペースを広く使いたいので、うちでは水切りかごは置いていません。そのかわりに使っているのがこちらの水切りラック。
使うときに広げて、使わないときには丸めて邪魔にならいところに置いておくことができるのが魅力です。
洗い物の水切りはもちろんですが、作業スペースを広げたり、洗ったふきんを干したりと便利に使っていました。
ある時、パン切り用のまな板を出すのをちょっと面倒がって、たまたま水切りラックの上で切ってみたら、なんかだすごくいい。
これってバゲットをカットするときの道具なんじゃないの?と思うくらいいいことづくめだったのです!
|バゲットを切るときのメリット
まず、流しに水切りラックを広げてバゲットを置き、カットしたい幅に合わせてナイフを入れます。
この時大切なのが「斜めに刃を当てること」
この水切りラックなら、隙間があるのでどんな角度にも刃を当てることができます。
上から刃を当てるとどうしても抑える力がかかり、バゲットがつぶれやすくなりますが、斜めに当てることで上下に動かしやすくなるので、力を入れなくても自然と刃が入り、形を崩さずきれいに切ることができます。大工さんが角材を切るときのイメージですね。
さらに斜めに切ることで、上から押さえて切るよりも欠片の飛び散りが減って、これもまたストレス軽減に。
カット後の流しの状態がこちら。
欠片がほとんど流しに落ちています。
これならパン用のまな板を洗わずに済むのでとっても効率的。
情緒や雰囲気はちょっとありませんが(笑)、やっぱり使う人が使いやすいのが一番!
|最近気に入っている万能ナイフ
今回バゲットを切るために使ったのが、ヴィクトリノックスのスイスクラシック ブレッドナイフ。
バゲットに刃を当てて前後に動かすだけでススっと刃が入って、力を入れなくてもきれいに切ることができるので、食パンを切るときにも便利で愛用しています。
そして、同じくヴィクトリノックスのこちらのスイスクラシック トマト&テーブルナイフもお気に入り。
切れ味はブレッドナイフ同様抜群。コンパクトなのでトマトのような柔らかいものも形を崩さずきれいに切ることができます。
チーズとパンを一緒に食べるようなとき、どれくらいパンをカットしておいたらいいかいつも悩むのですが、パンとこのナイフを置いておけば、各人食べる分だけ切ることができるので、とっても便利です。
今回は、こんな使い方があったとは!という、
目からうろこな道具の使い方のお話でした。
日々のお料理のご参考になりましたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!