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牡蠣の下処理(洗い方)について

冬の味覚として人気の高い牡蠣。

一般的に「牡蠣」といえば冬から春に旬を迎える「真牡蠣(まがき)」を指すことが多いですが、夏に旬を迎える「岩牡蠣(いわがき)」もあり、年間を通して楽しむことができる食材です。

いずれの時期の牡蠣も、美味しく食べるためには最初の下処理が大切です。

今回は、ご家庭によくある「片栗粉」を使った手軽な下処理の方法をご紹介します。

|片栗粉を使った洗い方

1.片栗粉をまぶす
ボウルにパックから出した牡蠣を入れ、片栗粉(大さじ1程度)を加えます。

※大根おろしでも同様にできます。

2.優しくもみ洗いする
指先で優しく混ぜるようにしてもみ洗いします。
片栗粉が牡蠣のひだに入り込み、汚れやぬめりを吸着してくれます。

3.水ですすぐ
汚れが取れると水が濁ってきます。
ボウルの水を入れ替えながら、濁りがなくなるまで手早くすすぎます。

4.水気を取る
表面の水分を取ります。

|知っておきたい「真牡蠣」と「岩牡蠣」の違い

同じ牡蠣でも、生息場所や生態によって特徴が異なります。

真牡蠣(冬〜春が旬)
主に波の穏やかな内海(うちうみ)で養殖されます。小ぶりながら旨みが凝縮されており、加熱しても風味が損なわれにくいのが特徴です。

岩牡蠣(夏が旬)
外洋に面した岩場や、潮通しの良い深い海底に生息しています。波の衝撃に耐えるため、真牡蠣に比べて殻が非常に大きく、厚く発達しています。数年かけてゆっくり成長するため、夏場でも身が痩せず、クリーミーで濃厚な味わいを保つことができます。

|フランス料理と牡蠣

国土の多くを海に囲まれたフランスは、ヨーロッパでも有数の牡蠣の生産国です。
ローマ時代にはすでに食べられていて、17世紀に入って養殖もはじまりました。
長い歴史の中で王侯貴族から芸術家、そして市民まで、多くのフランス人に愛され続けています。

牡蠣はフランス全土で養殖されていますが、特にノルマンディーとブルターニュの牡蠣が有名。

そのまま、あるいはレモンを絞って食べるのが一般的ですが、刻んだエシャロットとビネガーを合わせたソースで食べるのもフランス流の定番の楽しみ方です。

ちなみに、フランスの牡蠣のシーズンは「Rのつく月(septembreからavrilまで/9月から4月まで)」。
フランス人が最も牡蠣を消費するのも、クリスマスから新年にかけての年末年始です。


今日は牡蠣の下処理のお話でした。
日々のお料理の参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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