レシピ Recipe

ミネストローネ

ミネストローネはイタリアの具だくさんスープ。 白いんげんが入ったものはトスカーナ風、米が入るとミラノ風、バジルソースをかけるとジェノバ風といいます。 材料が煮崩れるくらいにじっくり煮込んで、野菜の旨味しっかり引き出すのがおいしく仕上げるコツです。
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材料(4人分)

白菜            150g
にんじん          30g
玉ねぎ           65g
しめじ           60g
エリンギ          30g
ミニトマト         90g
ベーコン          40g
にんにく          5g
パスタ(スパゲッティーニ) 20g
水             500ml
オリーブオイル       大さじ1
ローリエ          1枚
チキンスープ        小さじ1
塩             適量
ジェノベーゼソース     適宜

使用した食材

・塩:伯方の塩焼塩、粟国の塩
・オリーブオイル:ICONO(アイコノ)フルーティー
☆ICONO(アイコノ)オリーブオイルについて https://meisterwerk.co.jp/icono.html
・チキンスープ:富沢商店チキンスープの素(コンソメ)

使用した道具

・ストウブココットラウンド18㎝

下準備

・しめじは石突きをつけたまま傘のほうから1㎝幅に切る。

  

 

・エリンギは長さを半分にして、1㎝幅にスライス→1㎝角の棒状→1㎝角に切る。

  

 

・エリンギの傘の部分は軸と別にして1㎝角に切る。

  

 

・白菜は1㎝幅に切ってから1㎝角に切る。

  

 

・ミニトマトは8等分にする。

  

 

・ベーコンは1㎝角に切る。

  

 

・にんにくはみじん切りにする。
・パスタは食べやすい長さに折る。
☆コラム「ロングパスタの折り方」参照

作り方

1.鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、ベーコンとにんにくを炒める。

レシピページポイント
・ベーコンの脂の部分に透明感が出て、にんにくの香りが立ってくるまでが炒める目安です。
・最初に香りや旨味のあるものを炒めて油に風味を移して、後から加える食材にその油を絡めるようにします。

2.玉ねぎ、にんじんを入れ、塩(少々)を加えて炒める。

レシピページポイント
・炒めるときは火通りに時間のかかるものから炒めます。
・素材の味を引き出すために、炒めるときに少量の塩をして余分な水分を出しやすくします。
・野菜に透明感が出てくるまでが炒める目安です。

3.しめじ、エリンギを入れ、塩(少々)を加えて炒める。

レシピページポイント
・きのこは80~90%が水分です。カサが半分になるくらいしっかり炒めて旨味を凝縮させます。

4.白菜を入れ、塩(少々)を加えて炒める。

レシピページポイント
・葉の部分がしんなりし、芯の部分(白い部分)に透明感が出てくるまでが炒める目安です。

5.水、トマト、ローリエ、塩(ひとつまみ)を入れ、沸騰したら弱火にして蓋を開けたまま20分煮る。

レシピページポイント
・ローリエを加えるときは、葉を折るなどして傷をつけておくと香りがよく出ます。

6.パスタを加えてさらに10分煮る。

7、味を見て必要であれば、塩、少量のブロード(出汁)を加える。

レシピページポイント
・野菜の味、塩味があるので、出汁などは必要であれば加える程度で大丈夫です。
・出汁の味を和風、洋風、中華風と変えると、一緒にいただくお料理に合わせた仕上がりにすることもできます。

レシピページポイント美味しく仕上げるコツ
・このスープは野菜を「切り揃える」ことがおいしさのポイントです。そうすることで、
 火通りの時間にむらができない
 仕上がりがきれいになる
 口に運びやすくなる

といったメリットがあります。
また、1㎝角と小さく切ることで表面積が大きくなり素材の味が出やすくなります。

レシピページポイント
・いつもはキャベツをいれるところですが、今回は冷蔵庫にあった白菜にしました。他にもセロリ、じゃがいも、かぶ、いんげんなど、いろんな野菜を入れて作ってみてください!

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