レシピ Recipe

【レシピ動画あり】銀だらの煮つけ

お魚のおいしさを実感する煮つけ。魚料理はハードルが高いイメージですが、作り方は煮汁の中に魚を入れて後は煮るだけ。だしも不要。難しいことは一切ありません。 びっくりするくらい簡単でおいしい基本の和食です。
印刷する
材料(2人分)

銀だら 2切れ

煮汁
水     80ml
しょうゆ  大さじ1
日本酒   大さじ1
みりん   大さじ1
上白糖   大さじ1

使用した食材

・濃口しょうゆ:キッコーマンしぼりたて生しょうゆ濃口
・みりん:福来純本みりん
・上白糖:スプーン印上白糖
・日本酒:菊水の純米酒

使用した道具

・フライパン20㎝
・蓋

下準備

特になし
※銀だらの臭みが気になる方は、動画の処理を参考にしてください。

作り方

1.フライパンに煮汁の材料を入れて中火にかける。

2.煮立ったら銀だらを入れ、蓋はせず弱火~中火で10分煮る。

レシピページポイント
日本酒のアルコール分が揮発する際に、魚の臭みも一緒に飛んでいくので蓋はせずに煮ます。
こちらのコラムも参考にしてください。
「知ってる?料理をおいしくする日本酒の役割」 https://akikoaono.com/sake-tsukaikata/

5分ほどたったら一度面を返す。

レシピページポイント
使用するフライパンの大きさによって煮汁の蒸発量は変わります。また少量で作る場合は煮汁が少ないので、オーブンシートなどで作った落し蓋を被せて煮汁の蒸発を抑える、煮詰まりそうであれば水を足すなど、放置せず様子を見ながら調節してください。
こちらのコラムも参考にしてください。
「オーブンシートで作る落とし蓋」 https://akikoaono.com/otoshifuta/

表になる面を上にする。

3.火を切り粗熱が取れるまで置く。

粗熱を取る間、魚が乾かないように蓋、またはオーブンシートで作った落し蓋をする。
粗熱が取れるまで置いておくと味がよくなじみます。

レシピページポイント
たれはお好みで煮詰める、または薄めるなどしてください。
見た目の色の濃さから魚に濃い味がついているように見えますが、味がついているのは表面だけです。食べるとちょうどよいバランスになりますのでご心配なく。

|銀だらってたらの仲間?

「たら」と名前がつくことから、たらの仲間と思われている方も多いと思いますが、銀だらはカサゴ目ギンダラ科に属する魚で実はたらではありません。
水深300mの深海に生息し、甲殻類や根魚などを捕食しています。成長すると体調1m、重さ10kgを超える大型魚です。
アラスカやカナダで獲れたものが冷凍で輸入されるため、市場には通年で回っています。

※海中の障害物(根)の周りに好んで生息している魚の総称

【動画】銀だらの煮つけ

動画には銀だらの下処理もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

※BGMがありますので、再生時にはご注意ください。

このレシピが「よかった!」「ためになった!」と思ったらシェア

同じカテゴリのレシピ
和食
【レシピ動画あり】肉じゃが

今回ご紹介する肉じゃがは、昔なつかしいしっかり味のレシピ。ほっこりしたじゃがいもにトロッとした玉ねぎ。牛肉にはしょうゆと砂糖の味が染みてごはんが進む味わいに。お弁当にもピッタリのお惣菜です。工程も少なく作りやすいのでおすすめです。

和食
【レシピ動画あり】STAUBで作る、鶏肉とごぼうの炊き込みごはん

ごぼうの香りがふわっと香る。鶏肉のうまみたっぷりの炊き込みご飯。具にあらかじめ火を入れ、食材の味と香りが移った煮汁でご飯を炊くことで、具の食感を活かした仕上がりに。そのまま食べてもおいしいですが、海苔との相性も抜群なのでおにぎりにするのもおすすめ。

和食
【レシピ動画あり】手綱こんにゃくの甘辛煮

簡単でシンプル、そしておいしい。常備菜の定番のこんにゃくの甘辛煮です。炒めず煮るだけなのでとても作りやすいレシピです。コラムのこんにゃくの下処理も参考にしてくださいね。
かつお節を絡めて旨味をアップさせたり、ちくわなどほかの食材をプラスしてボリュームアップするのもおすすめです。

和食
【レシピ動画あり】きんぴらごぼう

和食のお惣菜の定番きんぴらごぼう。「炒り煮」という調理法で手早く火を入れ、シャキシャキとした食感に仕上げます。今回は豚肉をプラスしておかず感もアップ。そのままでもおいしいのはもちろん、アレンジもできるので、冷蔵庫に常備しておくととても便利です。

和食
鶏手羽のさっぱり煮

鶏手羽は煮込むと旨味がでるので、だしいらずで調理ができる便利な食材。骨が複雑で食べずらいイメージですが、お酢を加えて煮ることでお肉がほろほろになり食べやすくなります。フライパン1つでも作れます。

和食
STAUBでつくるぶり大根

今回はストウブのお鍋を使って作るぶり大根をご紹介。蓋の蓄熱力、余熱を利用して味をしみこませるのがポイントです。

和食
昆布とかつおのだしの取り方

和食を作るなら覚えておきたいだしの取り方。今回は昆布とかつお節をつかっただしの取り方をご紹介します。
手順はとてもシンプル。ここぞという時はだしをとるところから始めてみませんか。

和食
にらと卵の炒め物

材料2つでささっと作れる炒め物。卵の甘みを活かすため、味付けは塩・こしょうだけ。時間が経っても離水しないよう、ある材料を加えて冷めてもしっとりな仕上がりに。

和食
とろっとなすと鶏肉のさっぱり煮

鶏肉には片栗粉をまぶし、口当たりよく。なすは煮る前に焼くことでとろっと。煮汁には鶏の旨味が溶け込んで、ごはんが進む一品です。