ここ数年帰省の度にうかがっている松山の花園町にある『Cafe cabaret(カフェ カバレ)』さん。
ビストロ料理とナチュラルワインがいただける素敵なお店です。
お料理を作るご主人(ワインもとっても詳しいです)と笑顔の素敵な奥様のサービスが大好きで、帰省の時には必ず予定に入れています。
今回は(も)前菜をつまみながらおすすめのワインをいただくスタイルで。
この日いただいたお料理がこちら。
フロマージュドテット(豚のコラーゲンテリーヌ)
テットドフロマージュは、豚の頭のさまざまな部位を煮込んでほぐしたあと、
コラーゲンがたっぷりでた煮汁で冷やしかためた煮こごりのようなお料理。
クセは全くなく、口の温度でゆっくり溶けて旨味が広がります。
なかなか食べられる機会がないお料理ですが、久々やっぱりおいしいですね。
クリュディテ~野菜の総菜盛り合わせ~
(キャロットラぺ・きのこのマリネ・レムラード・はだか麦サラダ・レンズ豆のサラダ・ビーツのサラダ)
ちょっとづつおいしいものを食べたい女子におすすめ。
酸味、甘味、食感ぜんぶ絶妙なバランスでおいしい。
こういうお総菜がおいしいお店は信頼ができます。
ポロねぎのテリーヌとタプナード、あとレバームースだったと、、、
ワインにあうということで出してくださいました。
1つ1つ丁寧に作らないとおいしくならない計算された1皿です。
ご主人の気さくな雰囲気から想像できない緻密なお料理です。
いただいたワインはこちら。
生産者:Sebastien Riffault セバスチャン・リフォー
ワイン名:Sancerre Blanc Skeveldra 2012 サンセール スケヴェルドラ
生産国:フランス
生産地:ロワール
タイプ:白
ブドウ品種:ソーヴィニオンブラン(貴腐ブドウ50%使用)
冬から春にかけてワイン生産者さんたちが日本に来るのですが、なんと帰省の少し前にロワールのセバスチャン・リフォーさんが松山にいらっしゃっていたそう。カバレさんでイベントもされたとのことで、こちらのワインをご提案いただきました。なんとサインボトル!
すっきりとした味わいの中に、金木製のような香り、旨味、ふくよかな味わい、ソーヴィニオンブランってこんな一面もあるんだ、とちょっと感激しました。
リフォーさんのワインは開けてからの変化が大きいイメージがありましたが、こちらは緩やかなちょうどいい変わり方で、最後までバランスよい味わいでした。
生産者:Cave Apicole カーブアピコル
ワイン名:Pink is not Red 2022 ピンクイズノットレッド
生産国:フランス
生産地:ルーション
タイプ:ロゼ
ブドウ品種:シラー 50%、カリニャン 50%
こちらは先日伺ったワインイベント『フェスティヴァン2024』で初めてお会いしたインポーターさんのワインで、ご縁と思って迷わず選びました。
フランスの南、スペインのカタルーニャ地方のお隣にあるルーション地方で作られているワイン。最近はカタルーニャ地方とルーション地方を1つのエリアとして「カタルーション」という名前で呼ぶこともあるそうです。キュートな味わいで最後にいただいたポロネギのテリーヌとよく合いました。
翌日伺った『麻とき』さんというお店で「ワインコーリング」という映画を流していたのですが、このワイナリーさんが映画にも登場しているのを後で知って、つながりにちょっとぞくっとしてしまいました。
壁にリフォーさんのサイン。
Cafe cabalet
愛媛県松山市花園町3-1 佐伯ビル3F
TEL 089-934-6271
営業時間
水・木・土・日 11:30~13:30 18:00~21:00
金 18:00~21:00
定休日 月・火
※2024年3月時点の情報になるので、来店の際はお問合せ、ご確認をお願いいたします。