レシピ Recipe

【レシピ動画あり】きんぴらごぼう

和食のお惣菜の定番きんぴらごぼう。「炒り煮」という調理法で手早く火を入れ、シャキシャキとした食感に仕上げます。今回は豚肉をプラスしておかず感もアップ。そのままでもおいしいのはもちろん、アレンジもできるので、冷蔵庫に常備しておくととても便利です。
印刷する
材料(4人分)

ごぼう      100g
にんじん     35g
豚ばら肉     75g

ごま油     小さじ1
輪切り唐辛子  ひとつまみ
いりごま    小さじ1/4

A
日本酒     大さじ1
上白糖     小さじ2
みりん     小さじ2
濃口醤油    大さじ2

使用した食材

・日本酒:菊水の純米酒
・上白糖:スプーン印上白糖
・みりん:福来純本みりん
・濃口醤油:キッコーマン生絞りしょうゆ濃口

使用した道具

・フライパン24㎝

下準備

・野菜の下処理は下記参照。
・Aの調味料を合わせておく。

作り方

【ごぼうの下処理】

1、ごぼうは表面の泥を落とします。溜め水の中で泥をふやかしながら、たわしやラップを丸めたものなどを使って落とします。

レシピページポイント
皮まで削いでしまうと香りが損なわれてしまうので、あくまで泥を落とすまでにとどめます。

2、端の色が変わっている部分を切り落とし、太い部分には縦に切り込みを入れます。
先が細い部分は、切り込みは入れずにそのままささがきにします。

3、ささがきにするときには、ごぼうの下に指を入れて浮かせた状態で包丁を入れるようにします。

4、えんぴつを削るように、包丁を滑らせてささがきにします。
最初に入れた切り込みがなくなったら、同じように切り込みを入れてささがきにしていきます。

レシピページポイント
・包丁の切先から刃元へ包丁を滑らせるようにすると、ひっかからずスムーズに切ることができます。
・ピーラーでささがきにすることもできますが、包丁よりも薄いささがきになるので、包丁を使うかピーラーを使うかはお料理によって使い分けるのおすすめです。

5、ささがきしにくい長さになったら、半分に切って斜め薄切りにします。

6、切ったものから順に水にさらし、切り終わったら水から上げておきます。

レシピページポイント
水にさらす時間が長いと、せっかくの香りが損なわれてしまうので、切り終わったら水から上げておきます。

【にんじんの下処理】

1、にんじんは皮をむいて5㎝の長さの斜め薄切りにします。

2、少しずらしてかさねて細切りにします。

【豚肉の下処理】

豚ばら肉は細切りにします。

【材料を炒める】

1、フライパンにごま油を入れて中火にかけます。

2、豚ばら肉を入れて炒めます。

3、輪切り唐辛子を加えて軽く炒め、油に辛みを移します。

4、にんじんを加えてさっと炒めます。

5、水気を切ったごぼうを加え、軽く透明感が出るまで炒めます。
ここで灰汁を取る時についた水分をしっかり飛ばします。

6、Aを数回に分けて加えます。

レシピページポイント調味料は少しづつ加える
調味料を一度に入れると、水分が蒸発しずらくなり「炒り煮」というより「煮る」ような状態になってしまいます。結果、火を入れる時間が長くなり食感が損なわれるので、調味料は少しづつ加え、手早く水分を飛ばしながらなじませていきます。

7、水分がほとんどなくなったらバットに取り出します。

8、白炒りごまを加えます。

【動画】きんぴらごぼうの作り方

※BGMがありますので、再生時にはご注意ください。

【おすすめのアレンジ】
・オムレツ
・コロッケ
・ホットサンド
・お茶漬け
・混ぜご飯、おにぎり
・うどんやそばのトッピング

このレシピが「よかった!」「ためになった!」と思ったらシェア

同じカテゴリのレシピ
和食
【レシピ動画あり】肉じゃが

今回ご紹介する肉じゃがは、昔なつかしいしっかり味のレシピ。ほっこりしたじゃがいもにトロッとした玉ねぎ。牛肉にはしょうゆと砂糖の味が染みてごはんが進む味わいに。お弁当にもピッタリのお惣菜です。工程も少なく作りやすいのでおすすめです。

和食
【レシピ動画あり】銀だらの煮つけ

お魚のおいしさを実感する煮つけ。魚料理はハードルが高いイメージですが、作り方は煮汁の中に魚を入れて後は煮るだけ。だしも不要。難しいことは一切ありません。 びっくりするくらい簡単でおいしい基本の和食です。

和食
【レシピ動画あり】STAUBで作る、鶏肉とごぼうの炊き込みごはん

ごぼうの香りがふわっと香る。鶏肉のうまみたっぷりの炊き込みご飯。具にあらかじめ火を入れ、食材の味と香りが移った煮汁でご飯を炊くことで、具の食感を活かした仕上がりに。そのまま食べてもおいしいですが、海苔との相性も抜群なのでおにぎりにするのもおすすめ。

和食
【レシピ動画あり】手綱こんにゃくの甘辛煮

簡単でシンプル、そしておいしい。常備菜の定番のこんにゃくの甘辛煮です。炒めず煮るだけなのでとても作りやすいレシピです。コラムのこんにゃくの下処理も参考にしてくださいね。
かつお節を絡めて旨味をアップさせたり、ちくわなどほかの食材をプラスしてボリュームアップするのもおすすめです。

和食
鶏手羽のさっぱり煮

鶏手羽は煮込むと旨味がでるので、だしいらずで調理ができる便利な食材。骨が複雑で食べずらいイメージですが、お酢を加えて煮ることでお肉がほろほろになり食べやすくなります。フライパン1つでも作れます。

和食
STAUBでつくるぶり大根

今回はストウブのお鍋を使って作るぶり大根をご紹介。蓋の蓄熱力、余熱を利用して味をしみこませるのがポイントです。

和食
昆布とかつおのだしの取り方

和食を作るなら覚えておきたいだしの取り方。今回は昆布とかつお節をつかっただしの取り方をご紹介します。
手順はとてもシンプル。ここぞという時はだしをとるところから始めてみませんか。

和食
にらと卵の炒め物

材料2つでささっと作れる炒め物。卵の甘みを活かすため、味付けは塩・こしょうだけ。時間が経っても離水しないよう、ある材料を加えて冷めてもしっとりな仕上がりに。

和食
とろっとなすと鶏肉のさっぱり煮

鶏肉には片栗粉をまぶし、口当たりよく。なすは煮る前に焼くことでとろっと。煮汁には鶏の旨味が溶け込んで、ごはんが進む一品です。